Windowsと比べたMacの大きな利点の一つに、文字の表示が非常に美しく読みやすいことが挙げられますが、gdippを利用することでWindowsでもMacと同様、とまではいかないものの大幅に美しい文字の表示が可能になります。Downloads – gdipp上記リンクから利用しているOSに応じたバージョンをダウンロードし、ダブルクリック。指示に従ってインストールするだけ。 起動しているアプリケーションを再起動すればgdippが有効になり、読みやすいフォントで表示されるようになります。利用しているOSが32bitか64bitかわからない場合は、以下のリンクを参考にして調べましょう。
Microsoftサポート – コンピューターで実行されている Windows オペレーティング システムが 32 ビット版か 64 ビット版かを確認する方法
gdippをインストールして、アプリケーションを再起動したのにフォントが変わっていないという場合は、gdippが有効になっていない可能性があります。 以下の手順でgdippが有効になっているかを調べましょう。
- Win+Rで「ファイル名を指定して実行」を呼び出す
- services.mscと入力してEnterで起動
- gdipp Serviceがあるはずなので、「開始」と表示されているか調べる
- 有効になっていない場合、右クリックして「開始」を選択
gdippの表示が気に入らなかった場合は同様の手順でgdipp Serviceを右クリックして「停止」します。
また、普通は気にならない程度ではあるものの、デフォルトでは文字の右下に影が付いています。 気になる場合は以下の手順で消すことができます。
- gdippがインストールされたフォルダ(デフォルトではC:\Program Files (x86)\gdipp) を開く
- gdipp_setting.xmlというファイルがあるので、適当なエディタで開く
- 34行目あたりに
<shadow> <offset_x>1</offset_x> <offset_y>1</offset_y> <alpha>8</alpha> </shadow>
という項目があるのでoffset_xとoffset_yの値を0にする